書誌事項

ひとが優しい博物館 : ユニバーサル・ミュージアムの新展開

広瀬浩二郎編著

青弓社, 2016.8

タイトル別名

ユニバーサルミュージアムの新展開

タイトル読み

ヒト ガ ヤサシイ ハクブツカン : ユニバーサル・ミュージアム ノ シンテンカイ

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注記

内容: はじめに (広瀬浩二郎), 序章「全盲者の耳、ろう者の目」, 第1部「美術館での多様な鑑賞プログラム : 視覚障害者支援からユニバーサル・ミュージアムへ」(第1章「対話を用いた教育プログラムの立案」-第5章「ユニバーサル・ミュージアム論を取り入れた博物館実習」), 第2部「さわる展示を作る : 誰もが楽しめる博物館とは何か」(第6章「みんなでつくる博物館のカタチ」-第10章「学生のアイデアが博物館を変える!?」), 第3部「博物館と社会をつなぐワークショップ : 「見えない世界をみる」感性を育むために」(第11章「縄文人の暮らしと現代アート」-第15章「 「想い」をつむぐワークショップ」), 第4部「博物館から観光・まちづくりへ : いま、なぜユニバーサルデザインなのか」(第16章「ユニバーサルな観光地を目指して」-第20章「まちをさわる」), 終章「みんなが楽しめる博物館を作ろう」, おわりに (広瀬浩二郎)

公開シンポジウム「ユニバーサル・ミュージアム論の新展開 : 展示・教育から観光・まちづくりまで」の報告書

会期・会場: 2015年11月28日-29日・国立民族学博物館

参考文献: 章末

収録内容

  • 全盲者の耳、ろう者の目 : 「障害」から生まれる身体知 / 広瀬浩二郎, 相良啓子述
  • 対話を用いた教育プログラムの立案 : 美術館と盲学校の連携事業から / 岡本裕子 [著]
  • 『さわるアートブック』制作の課題と展望 / 藤島美菜 [著]
  • 絵画への触覚的アプローチ : その限界と可能性 / 井口智子 [著]
  • 「犬」が主人公の美術鑑賞にみる「ひとが優しい博物館・社会」の可能性 / 大高幸 [著]
  • ユニバーサル・ミュージアム論を取り入れた博物館実習 / 篠原聰 [著]
  • みんなでつくる博物館のカタチ / 中村千恵 [著]
  • 触察による疱瘡絵の理解 : 立体コピーを活用した移動展示の試み / 寺岡茂樹 [著]
  • 実物をさわる体験 : 来館者の思いとその表現 / 藤村俊 [著]
  • さわる展示の未来 : 南山大学人類学博物館の挑戦 / 黒澤浩 [著]
  • 学生のアイデアが博物館を変える!? : さわる展示の実践にむけて / 原礼子 [著]
  • 縄文人の暮らしと現代アート : 歴史を再発見・再創造する / 堀江武史 [著]
  • 遺跡を感じる : さわって楽しむ考古学の魅力 / さかいひろこ [著]
  • モノと人との対話を引き出す触発型ワークショップ : 第五福竜丸展示館・触察ツアーを事例として / 真下弥生 [著]
  • 伝える手、つなげる手 : 制作者の立場から / 宮本ルリ子 [著]
  • 「想い」をつむぐワークショップ : 「誰もが楽しめる」明日のために / 鈴木康二 [著]
  • ユニバーサルな観光地を目指して : 北海道の大自然を体感するUDツアーの取り組み / 三木亨 [著]
  • ともに歩く、ともに楽しむ、ともに作る : 目に見えない"大坂"を探るまち歩きプランの企画 / 山根秀宣 [著]
  • 被災地ツーリズムのユニバーサル化への試み / 石塚裕子 [著]
  • 娯楽・余暇の幅を広げる : 見えない恐怖を共遊する「マーダーロッジ」の衝撃 / 大石徹 [著]
  • まちをさわる / 堀江典子 [著]
  • みんなが楽しめる博物館を作ろう / 小山修三 [著]

内容説明・目次

内容説明

いま、注目を集めるユニバーサル・ミュージアムとは何か。さわる鑑賞プログラム、さわる展示の諸相、博物館の枠を超えて試みられる触発型ワークショップの事例—その研究と実践は、誰もが楽しめる観光やまちづくりにも応用されている。幅広い分野の専門家が「ひとが優しい」キーワードとして、ユニバーサル・ミュージアムの動向を紹介し、今後のユニバーサル社会のあり方を展望する。

目次

  • 全盲者の耳、ろう者の目—「障害」から生まれる身体知
  • 第1部 美術館での多様な鑑賞プログラム—視覚障害者支援からユニバーサル・ミュージアムへ(対話を用いた教育プログラムの立案—美術館と盲学校の連携事業から;『さわるアートブック』制作の課題と展望 ほか)
  • 第2部 さわる展示を作る—誰もが楽しめる博物館とは何か(みんなでつくる博物館のカタチ;触察による疱瘡絵の理解—立体コピーを活用した移動展示の試み ほか)
  • 第3部 博物館と社会をつなぐワークショップ—「見えない世界をみる」感性を育むために(縄文人の暮らしと現代アート—歴史を再発見・再創造する;遺跡を感じる—さわって楽しむ考古学の魅力 ほか)
  • 第4部 博物館から観光・まちづくりへ—いま、なぜユニバーサル・デザインなのか(ユニバーサルな観光地を目指して—北海道の大自然を体感するUDツアーの取り組み;ともに歩く、ともに楽しむ、ともに作る—目に見えない“大坂”を探るまち歩きプランの企画 ほか)
  • みんなが楽しめる博物館を作ろう

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

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