銀の世界史
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銀の世界史
(ちくま新書, 1206)
筑摩書房, 2016.9
- タイトル読み
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ギン ノ セカイシ
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注記
参考文献: p245-247
内容説明・目次
内容説明
一六世紀、南米ポトシ銀山で採掘された銀は、大量にヨーロッパに流入、世界中をかけめぐった。このとき地球をひとつの単位とする近代世界=グローバリゼーションという革命的状況が出現した。世界史は「銀の流れ」でつかむことができる。英国の綿工業・産業革命・覇権、黒人奴隷、プランテーション、スペインの凋落、オランダ独立、近代資本主義の誕生、コーヒーや茶の流行、明治の近代化、アヘン戦争、日清戦争…。銀で弾けた世界史のダイナミズムを、中心と周辺の関係から描き出す!
目次
- 第1章 東西ヨーロッパの「棲み分け」
- 第2章 銀と国際政治が「世界のオランダ」をつくった
- 第3章 一七世紀のグローバル化と開かれた日本
- 第4章 イギリスを頂点に押し上げた大西洋交易圏
- 第5章 大英帝国の平和がアジアにやって来る
- 第6章 近代日本の銀はどこから来たのか
- 第7章 本書のエキス—中心・周辺と世界史のダイナミズム
「BOOKデータベース」 より