長生きしても報われない社会 : 在宅医療・介護の真実
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書誌事項
長生きしても報われない社会 : 在宅医療・介護の真実
(ちくま新書, 1208)
筑摩書房, 2016.9
- タイトル別名
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長生きしても報われない社会 : 在宅医療介護の真実
- タイトル読み
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ナガイキ シテモ ムクワレナイ シャカイ : ザイタク イリョウ カイゴ ノ シンジツ
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内容説明・目次
内容説明
長い療養が必要な病気にかかったとして、安静に過ごせる居場所はあるだろうか。「病院から地域へ」という掛け声のもと、地域包括ケアシステム、在宅医療が推奨されているが、その内実は患者をないがしろにするものが多い。そういった環境で、私たちは安心して長生きし、死を迎えることができるのだろうか。在宅医療・介護や看取りの身近な現場から認知症医療、そして地域、自治体、国へと枠を広げながら、日本の医療の問題点とそこに残された可能性を探る。
目次
- 第1章 在宅医療の光と影(「看取る」から「あやめる」の悲劇;なぜ一線を越えてしまうのか ほか)
- 第2章 亡くなる場所が選べない(「死を待つ家」;「看取り難民」に直面する日本 ほか)
- 第3章 認知症と共に生きる(地域・家族から見捨てられた人が行き着く先;居心地のよさが落ち着きを生む ほか)
- 第4章 誰のための地域包括ケアなのか(大都市向けのシステムが地方に;住民による住民のための医療法人 ほか)
- 第5章 資本に食われる医療(在宅医療はいくらかかるのか?;高額療養費制度という下支え ほか)
「BOOKデータベース」 より