規則と意味のパラドックス
著者
書誌事項
規則と意味のパラドックス
(ちくま学芸文庫, [イ59-1])
筑摩書房, 2016.9
- タイトル別名
-
クリプキ : ことばは意味をもてるか
- タイトル読み
-
キソク ト イミ ノ パラドックス
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注記
『クリプキ : ことばは意味をもてるか』(日本放送出版協会, 2004.7)の改題改訂増補
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
言葉はそもそも意味をもちうるのか?言語を通したコミュニケーションを可能にする「規則」に、私たちは従うことができるのだろうか?クリプキはウィトゲンシュタインのなかに、こうした問いに否と答える驚くべき議論を見出した。それによれば、私たちが自明のものとして使用する「プラス」のような記号でさえ、「68+57=5」という奇妙な結果に導く可能性を否定することはできないのだ。言語に内在するこうしたパラドックスをいかに解決することができるのか。日本を代表する言語哲学者が切れ味抜群の議論で謎に挑む。哲学的思考への最強の入門書。
目次
- 第1章 グルー
- 第2章 クワス算
- 第3章 懐疑的解決
- 第4章 ウィトゲンシュタイン
- 第5章 規則のパラドックス
- 第6章 論理と規則
「BOOKデータベース」 より