シベリア出兵 : 近代日本の忘れられた七年戦争
著者
書誌事項
シベリア出兵 : 近代日本の忘れられた七年戦争
(中公新書, 2393)
中央公論新社, 2016.9
- タイトル別名
-
シベリア出兵 : 近代日本の忘れられた7年戦争
- タイトル読み
-
シベリア シュッペイ : キンダイ ニホン ノ ワスレラレタ シチネン センソウ
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注記
参考文献一覧: p253-262
シベリア出兵関連年表: p263-266
内容説明・目次
内容説明
1917年11月に勃発したロシア革命。共産主義勢力の拡大に対して翌年8月、反革命軍救出を名目に、日本は極東ロシアへ派兵、シベリア中部のバイカル湖畔まで占領する。だがロシア人の傀儡政権は機能せず、パルチザンや赤軍に敗退を重ねる。日本人虐殺事件の代償を求め、北サハリンを占領するなど、単独で出兵を続行するが…。本書は、増派と撤兵に揺れる内政、酷寒の地での7年間にわたる戦争の全貌を描く。
目次
- 序章 ロシア革命勃発の余波—一九一七〜一八年
- 第1章 日米共同出兵へ—一九一八年
- 第2章 広大なシベリアでの攻防—一九一九年
- 第3章 赤軍の攻勢、緩衝国家の樹立—一九一九〜二〇年
- 第4章 北サハリン、間島への新たな派兵—一九二〇年
- 第5章 沿海州からの撤兵—一九二一〜二二年
- 第6章 ソ連との国交樹立へ—一九二三〜二五年
- 終章 なぜ出兵は七年も続いたのか
「BOOKデータベース」 より