日本の技能形成 : 製造現場の強さを生み出したもの

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日本の技能形成 : 製造現場の強さを生み出したもの

沢井実著

名古屋大学出版会, 2016.10

タイトル読み

ニホン ノ ギノウ ケイセイ : セイゾウ ゲンバ ノ ツヨサ オ ウミダシタ モノ

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注記

注: p203-225

図表一覧: p231-232

索引: p233-237

内容説明・目次

内容説明

なぜ日本で戦後に、複雑な課題に対応できる大量の現業労働者たちが育っていたのか?復興から高度成長への歩みを支えた現場の熟練形成の画期を、戦前以来の学校や工場での技能教育にたどり、徒弟制からの転換をもたらした若年労働者教育の決定的役割を、あざやかに描き出す。

目次

  • 序章 課題としての技能形成—多能工養成の歴史的位相
  • 第1章 熟練工論争とは何か
  • 第2章 熟練工養成政策の展開—1930年代後半を中心に
  • 第3章 技能形成の実態とその可視化の試み—大企業・中小企業と技能者養成テキストの刊行
  • 第4章 中等工業教育と熟練工養成—工場学校、下請工場、工業学校の取り組み
  • 第5章 中小鍛造工場調査にみる労働者像
  • 第6章 技能形成の前提—なぜ職長教育が問題となったのか
  • 第7章 熟練工・職長に対する社会教育—協調会、労働学校、労務者輔導学級の活動
  • 第8章 戦後への展開—昭和20年代から高度成長へ
  • 終章 技能形成問題がもたらしたもの

「BOOKデータベース」 より

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