「他者」の倫理学 : レヴィナス、親鸞、そして宇野弘蔵を読む
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「他者」の倫理学 : レヴィナス、親鸞、そして宇野弘蔵を読む
社会評論社, 2016.9
- タイトル別名
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Éthique de l'《Autrui》 : lire Lévinas, Shinran, et Uno Kozo
他者の倫理学 : レヴィナス親鸞そして宇野弘蔵を読む
- タイトル読み
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タシャ ノ リンリガク : レヴィナス シンラン ソシテ ウノ コウゾウ オ ヨム
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注記
参考文献: p333-343
人名索引: p348-350
内容説明・目次
内容説明
フッサール現象学の外部としてのレヴィナス、聖道門自力仏教を放棄する親鸞、そしてマルクス経済学を異化する宇野弘蔵。いっけん何の脈絡もないこれらの諸思想を大胆にクロスオーヴァーさせるとき、そこに、誰の思いもよらない、おそらくは読者の予想をもしのぐ、「未知の思考」が忽然と立ち現れてくる。私の「自我」をはるかに超越して、向こう側から不意に訪れる「他者」とはいったい何ものなのか?本書は、哲学・宗教学・社会科学のバリアを軽やかに越境し、あらゆる知見を総動員してこの問いに鮮やかに答えをだす。倫理なき時代における倫理への渇望の書、ついに登場!
目次
- 第1部 現象学における他者(フッサールにおける独我論の哲学;レヴィナスにおける他者論;レヴィナスの正義論という可能性と不可能性)
- 第2部 仏教における他者(自己の悟りとしての仏教;「他者」による救いとしての仏教;「他者」による絶対他力の思想)
- 第3部 資本主義における他者(マルクスにおける主体の自己運動;宇野『経済原論』における他者の思想;宇野『経済政策論』における他者の顕在化;絶対他者を主体とする現状分析)
「BOOKデータベース」 より