日本化する法華経
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日本化する法華経
(アジア遊学, 202)
勉誠出版, 2016.10
- タイトル読み
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ニホンカ スル ホケキョウ
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注記
参考文献: 論末
収録内容
- はじめに : 日本典籍としての『法華経』 / 浅田徹 [著]
- 『法華経』と芸能の結びつき : 聖徳太子伝・琵琶法師・延年 / 石井公成 [執]
- 法華経と和歌 / 山本章博 [執]
- 「法華経儀礼」の世界 : 平安時代の法華講会を中心に / 舩田淳一 [執]
- 和化する法華経 : 『本朝法華験記』の表現と発想 / 馬駿 [執]
- ベトナムと日本における法華経信仰 : 古典から探る / グエン・ティ・オワイン [執]
- 書写と読誦 : 法華経の文字と声 / 浅田徹 [執]
- 日本漢字音史から見た法華経 / 肥爪周二 [執]
- 法華経と読経道 : 芸道としての法華経読誦 / 柴佳世乃 [執]
内容説明・目次
内容説明
インドで撰述され、日本には漢訳された文献として伝来した『法華経』は、日本独自の展開をみせ、多方面で日本文化に深く関わりを持った。芸能や儀礼、説話や和歌のなかに融け込み、さまざまな書写形態や音声によって伝えられ、絵画や一石経、絵経などに姿を変えながら浸透していった日本古典としての「法華経」の諸相を多角的に論じる。
目次
- はじめに—日本の典籍としての『法華経』
- 1 日本に融け込む『法華経』(『法華経』と芸能の結びつき—聖徳太子伝・琵琶法師・延年;法華経と和歌;“法華経儀礼”の世界—平安時代の法華講会を中心に;和化する法華経—『本朝法華験記』の表現と発想;ベトナムと日本における法華経信仰—古典から探る)
- 2 日本の典籍としての『法華経』(書写と読誦—法華経の文字と声;日本漢字音史から見た法華経;法華経と読経道—芸道としての法華経読誦;仮名書き経典について—伝西行筆法華経化城喩品切をめぐって;『日本霊異記』における『法華経』語句の利用)
- 3 『法華経』のかたち(長松山本法寺蔵「法華経曼茶羅図」に見る前代からの継承と新奇性;物語絵の上に書写された『法華経』;経塚に埋納された法華経;南部絵経—文字の読めないものたちの『法華経』信仰)
「BOOKデータベース」 より