博覧会絵はがきとその時代
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博覧会絵はがきとその時代
青弓社, 2016.10
- タイトル読み
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ハクランカイ エハガキ ト ソノ ジダイ
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注記
昭和戦前博覧会年表: p168-195
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
近代化の旗印の下で産業振興と東アジアの植民地化を進めた百年前は、「博覧会の時代」でもあった。一九〇六年の汽車博覧会をはじめ電気博覧会、東京勧業博覧会、全国子供博覧会など、毎年各地でさまざまな博覧会を開催、そればかりか、満州大博覧会や始政二十年記念朝鮮博覧会などのように、植民地支配の正当化と対外宣伝としても機能し、内地と外地の双方から観客を動員した。人々は、博覧会という祝祭のみやげや記念に絵はがきを買い求め、その興奮ぶりを書き送った。「夢のような新時代」を展示した熱狂の時代を、産業振興、植民地、消費文化、都市文化、地域振興に大きく分類し、さらに文士、伝統、写真、戦争、女性、美術、デザイン、建築、観光、広告のコラムも織り込んで、多数の絵はがきをカラーで紹介しながら「その時代」をたどる。
目次
- 産業振興と鉄道
- 文士・美術家たちの博覧会
- 博覧会と伝統
- 対外宣伝と植民地
- 博覧会と写真
- 博覧会と戦争
- 家庭と消費文化
- 博覧会と女性—万国婦人子供博覧会に注目して
- 博覧会と美術—「博覧会の美術館」を糸口に
- 建築と都市文化
- 博覧会とデザイン—絵はがきデザインから見る博覧会
- 博覧会と建築
- 観光と地域振興
- 博覧会と観光
- 博覧会と広告
- 昭和戦前博覧会年表
「BOOKデータベース」 より