清水文雄「戦中日記」 : 文学・教育・時局
著者
書誌事項
清水文雄「戦中日記」 : 文学・教育・時局
笠間書院, 2016.10
- タイトル別名
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清水文雄戦中日記 : 文学教育時局
- タイトル読み
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シミズ フミオ 「センチュウ ニッキ」 : ブンガク・キョウイク・ジキョク
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注記
解説: 前田雅之
清水文雄略年譜: p552-564
内容説明・目次
内容説明
三島由紀夫『花ざかりの森』が掲載されたことで知られる雑誌『文藝文化』(齋藤清衛・蓮田善明・栗山理一・池田勉など)が生まれてくる過程や、文藝文化グループ以外の人々(伊東静雄・保田與重郎など)と清水の交流がわかるなど、戦時期文学運動の実態が綴られるほか、皇太子(現今上天皇)を中心とする皇族教育起草案(国文教科書編纂)の策定過程、今まで知られていなかった、三島以外との文学的交流—戦時下の恋歌鑑賞、連歌、和歌の贈答など—、「戦時下のみやび」を伝えて余りある。戦時下、教師として研究者として、国家や天皇をどう考えていたのか。初めて明かされる貴重な記録。
目次
- 日本文学の会日誌(昭和十三年(一九三八)三十五歳;昭和十五年(一九四〇)三十七歳;昭和十六年(一九四一)三十八歳)
- 戦中日記(その1)(昭和十二年〜十五年(一九三七〜四〇)三十四歳〜三十七歳;昭和十八年(一九四三)四十歳;昭和十九年二月・六月(一九四四)四十一歳 ほか)
- 戦中日記(その2)(昭和十九年九月(一九四四);昭和十九年十月;昭和十九年十一月・十二月 ほか)
「BOOKデータベース」 より