安部公房と「日本」 : 植民地/占領経験とナショナリズム
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安部公房と「日本」 : 植民地/占領経験とナショナリズム
(和泉選書, 184)
和泉書院, 2016.10
- タイトル別名
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安部公房と日本 : 植民地占領経験とナショナリズム
一九五〇年代の安部公房における共同体の問題 : 民族・階級・言語
- タイトル読み
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アベ コウボウ ト ニホン : ショクミンチ センリョウ ケイケン ト ナショナリズム
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注記
博士論文「一九五〇年代の安部公房における共同体の問題 : 民族・階級・言語」(京都大学) を基に大幅な加筆修正を施したもの
内容説明・目次
内容説明
満洲での植民地“支配者体験”、占領下日本での“被支配者体験”。作品に与えた影響をとらえ、安部公房と「日本」というテーマを再考する。
目次
- 序章
- 第1章 「複雑」なナショナリズム—「国民文学」を巡る問題
- 第2章 主観的被害者か、客観的加害者か—「変形の記録」における死人形象と戦争責任論
- 第3章 “帰郷”出来なかった引揚者をめぐって—『開拓村』論
- 第4章 安部公房と「一九五六年・東欧」
- 第5章 脱植民地化としての引揚げ—「けものたちは故郷をめざす」論
- 終章 「アメリカ」とナショナリズム
「BOOKデータベース」 より