「憧憬」の明治精神史 : 高山樗牛・姉崎嘲風の時代
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書誌事項
「憧憬」の明治精神史 : 高山樗牛・姉崎嘲風の時代
ぺりかん社, 2016.10
- タイトル別名
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憧憬の明治精神史 : 高山樗牛姉崎嘲風の時代
- タイトル読み
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「ショウケイ」ノ メイジ セイシンシ : タカヤマ チョギュウ・アネザキ チョウフウ ノ ジダイ
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注記
博士論文「高山樗牛・姉崎嘲風における『美学』思想と『文明批評』: 明治期日本における〈憧憬〉をめぐる精神史」(筑波大学, 2015年) に加筆修正したもの
索引: p355-364
内容説明・目次
内容説明
理想と現実との一致の断念によって成立した明治中後期の新しい時代精神=“憧憬”とは何か?高山樗牛(1871‐1902)と姉崎嘲風(正治・1873‐1949)が共同して編み出した「憧憬」という造語から、明治維新以後に生を享けた青年たちの新しい思考様式を探るとともに、高山と姉崎の思想形成を検証し、「誌友交際」という同時代のメディアの実態を解明することで、日清・日露戦争期の新しい思想史像を提起する。
目次
- 序章 研究の視角
- 第1章 明治期における「美術」の語り方と「美学」の誕生
- 第2章 高山樗牛・姉崎嘲風におけるドイツ哲学の受容
- 第3章 日清戦後における“憧憬”の萌芽
- 第4章 世紀転換期における“憧憬”の精神
- 第5章 日露戦争期における“憧憬”のゆくえ
- 終章 本書の成果
「BOOKデータベース」 より