書誌事項

『新約聖書』の誕生

加藤隆 [著]

(講談社学術文庫, [2401])

講談社, 2016.11

タイトル別名

新約聖書の誕生

タイトル読み

『シンヤク セイショ』ノ タンジョウ

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注記

講談社選書メチエ163 (1999, 講談社刊) の文庫化

叢書番号はブックジャケットによる

ブックガイド: p334-335

内容説明・目次

内容説明

イエスが死して三百年、ようやく『新約聖書』は成った。その間、ユダヤ人社会になにがあったのか。マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの相矛盾する四福音書が存在する理由は?あきらかに「後発」で「特殊」な文書集が他を圧する権威となりえたのはなぜか?教団主流派が「異端」活動の果実を巧みに取り入れ、聖なる「テキスト共同体」を創り出すまで。

目次

  • プロローグ—歴史のなかの新約聖書
  • イエスの時代
  • 「復活」したイエス
  • 主の兄弟ヤコブが登場したとき
  • パウロの分離
  • 世界教会の構想
  • ユダヤ人社会の危機
  • 脚光を浴びるパウロ的教会
  • 模索するキリスト教
  • 乱立する文書
  • 独自の聖書
  • 正典の成立

「BOOKデータベース」 より

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