世界とつながるハプスブルク帝国 : 海軍・科学・植民地主義の連動
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世界とつながるハプスブルク帝国 : 海軍・科学・植民地主義の連動
彩流社, 2016.10
- タイトル別名
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世界とつながるハプスブルク帝国 : 海軍科学植民地主義の連動
ハプスブルク帝国 : 世界とつながる : 海軍・科学・植民地主義の連動
- タイトル読み
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セカイ ト ツナガル ハプスブルク テイコク : カイグン・カガク・ショクミンチ シュギ ノ レンドウ
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注記
博士学位請求論文「オーストリアとドイツの東アジア・太平洋遠征と植民地主義一八五七-一九一四 : 海軍と科学の対外活動にあらわれた『植民地なき植民地主義』の歴史的考察」(明治大学, 2010年提出) を土台とし大幅な変更を加えたもの
19世紀後半以降のハプスブルク帝国軍艦の欧州域外派遣: p206-207
利用文献一覧: 巻末p65-97
内容説明・目次
内容説明
「ハプスブルク帝国に海軍はあったのか?海外に植民地を持っていたのか?」疑問を持つ人は多い。だが、ハプスブルク帝国は、世界を目指したヨーロッパの大国であり、帝国主義という時代精神のなかでその例外ではなかった。実際、海軍と科学を自前で有し、世界へ、とくにインド洋から太平洋に向けて学術調査という特異な“進出”を展開していたのだ。西の「海洋帝国」と東の「大陸帝国」という観念を破壊!ハプスブルク帝国のイメージを刷新する労作!
目次
- 序章
- 第1章 世界遠征の開始
- 第2章 植民地獲得政策—世界遠征から拠点植民地構想へ
- 第3章 言説とイデオロギー—ノヴァラ号遠征と「植民地なき植民地主義」
- 第4章 科学—ノヴァラ号遠征と西洋科学
- 第5章 アジア太平洋—ノヴァラ号遠征以後の海外世界とのつながり
- 第6章 海軍の展開—20世紀初頭の東アジア常駐海軍
- 終章
「BOOKデータベース」 より