多粒子系の量子論
著者
書誌事項
多粒子系の量子論
(量子力学選書 / 坂井典佑, 筒井泉監修)
裳華房, 2016.11
- タイトル別名
-
Quantum theory of many-particle systems
- タイトル読み
-
タリュウシケイ ノ リョウシロン
電子リソースにアクセスする 全1件
-
-
多粒子系の量子論
2016.11.
-
多粒子系の量子論
大学図書館所蔵 件 / 全124件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
関連図書: p416-420
索引: p421-428
英文タイトルは標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
本書では、多粒子系のさまざまな現代的な応用や計算法を広く述べることよりも、粒子対称性、多体波動関数、第2量子化の方法といった多粒子系の量子力学の基本的な考え方を詳しく説明すること、それから、ハートリー‐フォック近似、乱雑位相近似、摂動法、といった基本的な計算法の考え方について説明すること、に重点をおいた。各部分においては、実際的な例をできるだけさまざまな領域、すなわちクォーク模型、核物質、電子ガス模型、ボース‐アインシュタイン凝縮、などからとった。これらの例は各分野の研究内容とその発展を紹介するということよりも、多粒子系の量子力学の考え方の例として議論した。
目次
- 1 多体系の波動関数
- 2 自由粒子の多体波動関数
- 3 第2量子化
- 4 フェルミ粒子多体系と粒子空孔理論
- 5 ハートリー‐フォック近似
- 6 乱雑位相近似と多体系の励起状態
- 7 ボース粒子多体系とボース‐アインシュタイン凝縮
- 8 摂動法の多体系量子論への応用
- 9 場の量子論と多粒子系の量子論
- 付録
「BOOKデータベース」 より