民族共存の制度化へ、少数言語の挑戦 : タイとビルマにおける平地民モンの言語教育運動と仏教僧

書誌事項

民族共存の制度化へ、少数言語の挑戦 : タイとビルマにおける平地民モンの言語教育運動と仏教僧

和田理寛著

(ブックレット《アジアを学ぼう》, 39)

風響社, 2016.10

タイトル別名

民族共存の制度化へ、少数言語の挑戦 : タイとビルマにおける平地民モンの言語教育運動とそれを支える仏教僧

民族共存の制度化へ少数言語の挑戦 : タイとビルマにおける平地民モンの言語教育運動と仏教僧

タイトル読み

ミンゾク キョウゾン ノ セイドカ エ、ショウスウ ゲンゴ ノ チョウセン : タイ ト ビルマ ニオケル ヘイチミン モン ノ ゲンゴ キョウイク ウンドウ ト ブッキョウソウ

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注記

参考文献: p70-74

内容説明・目次

内容説明

同化が進むタイ、制度化が進むビルマ。東南アジア大陸部において、先住の文明人として存在感を持つモン。同化の圧力が高まる現在、自らの言語を保持する制度を持ち得たビルマ。その事例を通し、モンの歴史や文化に迫る。

目次

  • 1 モンはどんな民族か—歴史、文化、民族運動、そして居住国の民族政策(歴史—散りばめられたモンの痕跡;モンの宗教と文化—仏教の静けさ、憑依儀礼の荒々しさ ほか)
  • 2 タイ国モンの言語教育運動(モン語読み書きと仏教僧院;モン語教育運動の始まりと失望—私塾としてのモン語教育と学生不足 ほか)
  • 3 ビルマ国モンの言語教育運動(モン語の方言、標準語、そして、メディア;モン民族学校—バイリンガル教育 ほか)
  • 4 タイ国のモン僧伽(タイ国の僧伽と宗派;ラーマンニャ・ニカーヤとは何か—一九世紀末のモン僧伽 ほか)
  • 5 ビルマ国のモン僧伽(ビルマ国のラーマンニャ・ニカーヤ;ビルマ国のモン厳格派)

「BOOKデータベース」 より

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