塩とインド : 市場・商人・イギリス東インド会社
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書誌事項
塩とインド : 市場・商人・イギリス東インド会社
名古屋大学出版会, 2017.1
- タイトル別名
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Salt and India
塩とインド : 市場商人イギリス東インド会社
- タイトル読み
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シオ ト インド : シジョウ・ショウニン・イギリス ヒガシインド ガイシャ
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注記
参考文献あり
図表一覧: p358-360
人名索引: p361-363
事項索引: p364-371
内容説明・目次
内容説明
インド経済を動かしてきたもの。植民地統治の影に隠された内部からの巨大な変化とは?近世の主要財源にして後の抵抗運動の象徴ともなった塩に注目し、消費や環境、金融も視野に、勃興するベンガル地域市場と現地商人が生み出すダイナミズムを示して、近代への転換を掴みだす。インド史を書き換える瞠目の成果。
目次
- 市場・商人・植民地統治
- 第1部 東インド会社の塩専売制度と市場(インド財政と東部インドにおける塩専売;東部インド塩市場の再編;専売制度の動揺—高塩価政策の行詰まりと禁制塩市場の拡大(1820年代後半〜36年);専売制度の終焉—燃料危機、嗜好、そしてリヴァプール塩流入(1840年〜50年代))
- 第2部 ベンガル商家の世界(塩長者の誕生から「塩バブル」へ—1780年代〜1800年代;「塩バブル」の崩壊とカルカッタ金融危機—1810〜30年代前半;変化は地方市場から—地方商人の台頭;市場の機能と商人、国家;塩商家の経営—経営史的アプローチの試み)
- 塩市場の変容からみる移行期の東部インド
「BOOKデータベース」 より