パニック経済 : 経済政策の詭弁を見破る
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パニック経済 : 経済政策の詭弁を見破る
(平凡社新書, 833)
平凡社, 2017.1
- タイトル読み
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パニック ケイザイ : ケイザイ セイサク ノ キベン オ ミヤブル
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参考文献: p202-204
内容説明・目次
内容説明
政府・日銀が「偽りの論理」を用いて、持続不可能な「異次元」へと無理やり経済を再生させ続けようとすれば、ある期間、経済は改善の兆しを見せるかもしれない。しかし早晩、様々な矛盾と不自然な軋みが生じ、大きな報いを受けるだろう。その時、煮え湯を飲まされるのは、私たち国民に他ならない。本書では、歴史の諸事実と、普遍の科学という視点を交えながら、経済政策の詭弁を見破り、日本経済の現状に警鐘を鳴らす。
目次
- 第1章 個人金融資産の構造は何を語るか—経済パワーゲームが政策を誤らせる
- 第2章 利息がつけば、通貨量は増えるのか—日銀は通貨を異様に膨張させた
- 第3章 穴を掘って埋め戻す公共事業は、ほんとうに有効か—投資乗数が1を割ったケインズ経済
- 第4章 箱モノ予算はどれほど削減可能か—年65兆円を浪費する負の遺産
- 第5章 日本人の資産運用はどうなるのか—年金・保険の崩壊を食い止めよ
- 第6章 ヘリコプターマネーは何をもたらすのか—詭弁化した経済の末期症状
- 第7章 崩壊のブラックスワンはいつ来るのか—破綻確率は想定外に高い
- 終章 中間層を待ち受ける危機
- 付録:限定合理性とパラドックスから、詭弁の根源を探る
「BOOKデータベース」 より