中世の声と文字 : 親鸞の手紙と『平家物語』
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書誌事項
中世の声と文字 : 親鸞の手紙と『平家物語』
(集英社新書, 0864D . シリーズ「本と日本史」||シリーズ ホン ト ニホンシ ; 3)
集英社, 2017.1
- タイトル別名
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中世の声と文字 : 親鸞の手紙と平家物語
シリーズ本と日本史
- タイトル読み
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チュウセイ ノ コエ ト モジ : シンラン ノ テガミ ト 『ヘイケ モノガタリ』
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注記
参考文献: p186-187
内容説明・目次
内容説明
本書が扱うのは、親鸞聖人の手紙や『平家物語』などの「声の記録」だ。その当時、文字を知らない大多数の民衆には「声」によって文化や思想が伝えられていた。親鸞聖人が遠隔地の弟子に向けて語りかけるように書いた、情感溢れる手紙を読み解き、当時の知識人と民衆の関係性を鮮やかに描き出す。また、同時期に成立した『平家物語』にも触れ、「声」が「文字」として書き留められることで成立した中世文化の誕生の背景を解き明かす。日本中世史学の泰斗による、研究の集大成となる一冊。
目次
- まえがき—中世を体現する本
- 第1章 親鸞の著述
- 第2章 中世の手紙
- 第3章 世の移り行きを書く
- 第4章 平家の物語
- あとがき—中世の声と文字
「BOOKデータベース」 より