英語襲来と日本人 : 今なお続く苦悶と狂乱
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英語襲来と日本人 : 今なお続く苦悶と狂乱
(中公文庫, [さ-63-2])
中央公論新社, 2017.1
- Other Title
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英語襲来と日本人 : えげれす語事始
- Title Transcription
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エイゴ シュウライ ト ニホンジン : イマ ナオ ツズク クモン ト キョウラン
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Note
「英語襲来と日本人 : えげれす語事始」 (講談社 2001年刊) に「新版あとがき」を加え、サブタイトルを「今なお続く苦悶と狂乱」としたもの
参考文献: p191-194
日本英語受容史略年表: p195-197
叢書番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
開国とともに押し寄せてきた「えげれす語」。英語狂乱とも言うべき右往左往が始まった。全く異質な言語と日本人はどう格闘してきたのか。少なからぬ達人が現れた一方、習得できずに劣等感・罪悪感に苛まれる人々が大量に生まれた。明治以来、英語に翻弄され続ける日本の姿を活写し、さらに、英語との付き合い方を考察した文化史であり、文化論。
Table of Contents
- 第1章 江戸時代の英語(最初の英語話者ウィリアム・アダムズ;フェートン号事件の波紋;英学の礎を築いた通詞—森山栄之助らの努力;ジョン万次郎、アメリカへ;黒船来航の衝撃;蕃書調所と開成所;幕末期の英語辞書・教科書を読む;エリートの英語、庶民の英語—1859年と明治初年)
- 第2章 明治時代の英語(英語漬けの時代;庶民の英語狂乱—都々逸から入門書まで;夏目漱石の苦悩—「変則英語」全盛期;明治後期の英語教育)
- 第3章 大正・昭和・平成の英語(外国語教授法が成立したとき;読解中心主義と岡倉由三郎;英語存廃論と第二次世界大戦;「カムカム英語」からコミュニケーション主義へ—戦後の英語教育)
- 第4章 これからの英語(明治の英語達人と平成の英語事情;日本の英語をどうするか)
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