紫式部日記を読み解く : 源氏物語の作者が見た宮廷社会
著者
書誌事項
紫式部日記を読み解く : 源氏物語の作者が見た宮廷社会
(日記で読む日本史 / 倉本一宏監修, 6)
臨川書店, 2017.1
- タイトル読み
-
ムラサキシキブ ニッキ オ ヨミトク : ゲンジ モノガタリ ノ サクシャ ガ ミタ キュウテイ シャカイ
大学図書館所蔵 件 / 全180件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
平安文学を代表する女流作家・紫式部。栄華を誇る藤原道長の娘・中宮彰子のもとで、彼女が見たもの・感じたこととは何だったのか。そして、そこでの経験はどのように彼女の物語世界に昇華されたのか。謎とされる部分も多い彼女の日記『紫式部日記』を丹念に読み解き、紫式部自身の姿とその目に映る宮廷社会に迫る!
目次
- 第1章 「紫式部日記」の構成と内容(彰子の出産;産養 ほか)
- 第2章 表現方法の特徴—「栄花物語」との比較検討(日記的部分の執筆動機を表現から探る—寛弘五年敦成親王誕生記事をめぐって;紫式部独自の表現—「源氏物語」「紫式部日記」「栄花物語」を比較して)
- 第3章 女たちへの眼差し(彰子に対する評価;女房の集団 ほか)
- 第4章 藤原道長像(道長の魅力;紫式部と道長の関係)
- 第5章 「源氏物語」との共通点・相違点(容姿を形容する語;食をめぐる言説 ほか)
「BOOKデータベース」 より