テキストにおける語彙的結束性の計量的研究
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書誌事項
テキストにおける語彙的結束性の計量的研究
(研究叢書, 483)
和泉書院, 2017.2
- タイトル別名
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テキストにおける語彙的結束性の計量的研究
- タイトル読み
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テキスト ニ オケル ゴイテキ ケッソクセイ ノ ケイリョウテキ ケンキュウ
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注記
学位申請論文 (東京学芸大学, 2014年度提出) を元にしたもの
参考文献: p215-222
索引: p227-230
内容説明・目次
内容説明
テキストを成立させる性質の一つである「語彙的結束性」は、従来、日本では主に文章理解や作文教育という国語教育を中心とした場面で展開されてきた。本書では、『現代日本語書き言葉均衡コーパス』(BCCWJ)の活用により、計量的手法を用いて、テキスト内における同性質の現れ方を明らかにし、文体的特徴、文章構成、多義の出現傾向など多様な分析を行う。
目次
- 第1章 テキストにおける語彙的結束性(語彙的結束性とは;先行研究;本研究で明らかにすること;本研究で利用する主なデータ及びアノテーション)
- 第2章 テキスト全体の計量的特性と語彙的結束性との関係(語の平均使用度数に現れるテキストの特徴;TTRによるコロケーション環境の計量;TTRに影響を与える品詞;TTRはどのような条件で変化するか)
- 第3章 テキスト中の語の分布と語彙的結束性(同一見出し語の出現間隔の分布;テキストにおける多義語の語義の分布;テキストにおける多義語の意味の集中度)
- 第4章 テキストの構造と語彙的結束性(共起語率の分布からみるテキストの語彙的特徴;テキスト中の全段落間の語彙的結束性とテキストの構造;語彙の類似度に見られるテキストの構造)
- 第5章 まとめと課題(本研究で明らかになったこと;今後の課題)
「BOOKデータベース」 より