キャリバンと魔女 : 資本主義に抗する女性の身体

書誌事項

キャリバンと魔女 : 資本主義に抗する女性の身体

シルヴィア・フェデリーチ著 ; 小田原琳, 後藤あゆみ訳

以文社, 2017.1

タイトル別名

Caliban and the witch : women, the body and primitive accumulation

タイトル読み

キャリバン ト マジョ : シホン シュギ ニ コウスル ジョセイ ノ シンタイ

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注記

参考文献: p470-517

内容説明・目次

内容説明

マルクスの本源的蓄積、フーコーの身体論を膨大な歴史資料と民族誌の分析を通して批判的に検討。16、17世紀の欧米を席巻した魔女狩りや植民地支配、そして今日のグローバルな規模で実施されるIMF・世界銀行の構造調整プログラムにいたるまでの資本主義の歴史を、女性に対する暴力とその抵抗の歴史として、実証的なフェミニズムの見地から読み替える壮大な意欲作。

目次

  • 序章
  • 第1章 世界中で待ち望まれた衝撃—中世ヨーロッパ社会運動と政治危機
  • 第2章 労働の蓄積と女性の価値の切り下げ—「資本主義への移行」における「差異」の構築
  • 第3章 偉大なるキャリバン—反抗する身体との闘い
  • 第4章 ヨーロッパの魔女狩り
  • 第5章 植民地化とキリスト教化—新世界のキャリバンと魔女

「BOOKデータベース」 より

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