皇室がなくなる日 : 「生前退位」が突きつける皇位継承の危機

書誌事項

皇室がなくなる日 : 「生前退位」が突きつける皇位継承の危機

笠原英彦著

(新潮選書)

新潮社, 2017.2

タイトル別名

皇室がなくなる日 : 生前退位が突きつける皇位継承の危機

タイトル読み

コウシツ ガ ナクナル ヒ : 「セイゼン タイイ」 ガ ツキツケル コウイ ケイショウ ノ キキ

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注記

参考文献一覧: p278-286

内容説明・目次

内容説明

今世紀中に皇統は断絶する?…今、何が本当の問題か炙り出す!昨夏、国民に投げかけられた「生前退位」の意向を受け、陛下への同情論から議論が進められているようにも見えるが、実はそこには皇室制度を根本から覆す危うい問題点が潜んでいた—。有識者会議のヒアリング対象者である著者が、神話の時代から近世、現代まで歴史をひもとき、今一度、原点に立ち返って、その存在意義を徹底的に問うていく。

目次

  • 第1部 古代日本の天皇制国家—律令国家の形成(記紀神話を造った古代人の知恵—現人神としての天皇;女帝の世紀と王位継承の異変—譲位・重祚・称制;王権としての「天皇制」—天皇制国家の形成と譲位の慣行;脆弱であった天智・天武の二大政権—持統女帝のみた実相;天皇制国家の成立と皇位継承—不比等政権の実力)
  • 第2部 近代日本の天皇制国家—明治国家の建設(欧米列強の外圧と幕末の天皇;再び求められた天皇制国家—近代への胎動;形骸化された「天皇親政」;明治憲法体制と旧皇室典範)
  • 第3部 皇統の危機に直面する現代の日本(象徴天皇制度と現行皇室典範;皇位継承問題とは何か;皇統の危機とどう向き合うか)

「BOOKデータベース」 より

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