シンボルの理論
著者
書誌事項
シンボルの理論
(叢書・ウニベルシタス, 1053)
法政大学出版局, 2017.2
- タイトル別名
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The symbol theory
- タイトル読み
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シンボル ノ リロン
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注記
原著 (Dublin : University College Dublin Press, 2011) の翻訳
文献一覧: pviii-xiv
索引: pi-vii
内容説明・目次
内容説明
言語はいかにして世代を超え、時代を超え伝承されてきたのか。そして言語はなぜ人間の集団形成および知識・文化形成における社会的原動力となりえたのか。主著『文明化の過程』で示された長期的相互依存の連鎖による文明化モデル、『時間について』で示された五次元の世界概念を敷衍し、シンボルとしての言語・知識・文化に関する総合的理論を構築する。知識社会学を刷新するエリアス最晩年の重要作。
目次
- 第1章 総合的な人間理解のために—相対配置の社会学・進化論的生物学・哲学
- 第2章 習得された音声パターンとしての言語、および「五次元」としてのシンボル
- 第3章 進化の新機軸としての「シンボルの解放」
- 第4章 習得された音声シンボルによるコミュニケーションの高度な生存価値
- 第5章 話すこと・考えること・知ること—現実適合的なシンボルの社会発生と心理発生
- 第6章 自然レベルとしての人間社会—観念論と唯物論を超えて
- 第7章 「真実」から現実適合へ—伝統的な哲学の知識理論を超えて
- 第8章 「五次元の」人間社会における概念形成—抽象概念の説明を超えて
- 第9章 遠い過去と長い未来—現実適合的知識と人間の生存
「BOOKデータベース」 より