現代フランスを生きるジプシー : 旅に住まうマヌーシュと共同性の人類学

書誌事項

現代フランスを生きるジプシー : 旅に住まうマヌーシュと共同性の人類学

左地亮子著

世界思想社, 2017.2

タイトル別名

フランス南西部ポー地域におけるマヌーシュのキャラヴァン居住に関する人類学的研究

現代フランスを生きるジプシー : マヌーシュの住まいと共同性の人類学

Les Tsiganes dans la France contemporaine

タイトル読み

ゲンダイ フランス オ イキル ジプシー : タビ ニ スマウ マヌーシュ ト キョウドウセイ ノ ジンルイガク

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注記

奥付の「マヌーシュの住まいと共同性の人類学」は誤り (正誤表による)

博士論文「フランス南西部ポー地域におけるマヌーシュのキャラヴァン居住に関する人類学的研究」(筑波大学, 2012年提出) をもとに加筆修正を施したもの

参照文献: p274-285

索引: p287-291

内容説明・目次

内容説明

なぜ彼らは旅人であり続けるのか?都市周辺の空き地に移動式住居(キャラヴァン)をとめて暮らすフランスのマヌーシュ。“住まう”という社会的かつ身体的な実践を通して、社会変化と他者の只中で共同性を紡ぐ人々の姿を描きだす。

目次

  • ジプシーの住まいと共同性をめぐって
  • 第1部 旅の道具としてのキャラヴァン—定住化の時代における共同体と移動生活(変動するマヌーシュ共同体;行き詰まるキャラヴァン居住;定住化の時代におけるノマディズムの再編)
  • 第2部 居住の道具としてのキャラヴァン—身体、他者、環境との関係(“外”へと開かれる住まいと身体;身体を包み、位置づけるキャラヴァン;キャラヴァンが支える沈黙の共同性)
  • 紡がれる“私たち”とその居場所

「BOOKデータベース」 より

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