桜は本当に美しいのか : 欲望が生んだ文化装置
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桜は本当に美しいのか : 欲望が生んだ文化装置
(平凡社ライブラリー, 853)
平凡社, 2017.3
改訂
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改訂桜は本当に美しいのか : 欲望が生んだ文化装置
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サクラ ワ ホントウ ニ ウツクシイノカ : ヨクボウ ガ ウンダ ブンカ ソウチ
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Note
参考文献: p280-284
2014年3月刊行の平凡社新書版を改訂
Description and Table of Contents
Description
桜の花を特別に美しいと感じるのはわたしたちにとって自然の情緒なのか、そのように刷り込まれただけではないのか。記紀・万葉から今世紀の桜ソングまでを取り上げ、これまであえて誰もふれえなかった問い=タブーに果敢に挑んだ異色の日本文化論。近現代の章を改訂した決定版。
Table of Contents
- 初めに桜と呼びし人はや
- 『万葉集』と桜の原型
- 『古今集』と桜の創造
- 『枕草子』と人間に奉仕する桜
- 『源氏物語』と桜が隠蔽するもの
- 和泉式部と桜への呪詛
- 『新古今集』と桜の変容
- 西行と桜の実存
- 定家と桜の解体
- 世阿弥と桜の禁忌
- 芭蕉と桜の記憶
- 『忠臣蔵』と桜の虚実
- 『積恋雪関扉』と桜の多重性
- 『桜姫東文章』と桜の流転
- 『春雨物語』と桜の操
- 宣長と桜への片恋
- 近代文学と桜の寂寞
- 近現代の桜の短歌
- 桜ソングの行方
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