市場を織る : 商人と契約 : ラオスの農村手織物業

書誌事項

市場を織る : 商人と契約 : ラオスの農村手織物業

大野昭彦著

(地域研究叢書, 32)

京都大学学術出版会, 2017.3

タイトル別名

市場を織る : 商人と契約:ラオスの農村手織物業

タイトル読み

シジョウ オ オル : ショウニン ト ケイヤク : ラオス ノ ノウソン テオリモノギョウ

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注記

参考文献: p551-557

内容説明・目次

内容説明

経済理論の教科書に商人は登場しない。ことほど左様に現代経済学は、完全競争市場の虚構に落ち込んでいる。実際には、情報は不完全で取引費用もかかる。すなわち取引される財の特性に応じて、どのような商人がいかなる作法で市場を形成しているのかを問わねば、真の経済は論じられない。ラオスの地場織物産業に参与観察し、市場形成のダイナミズムを見る。

目次

  • 市場の形成を捉える
  • 第1部 手織物を探る(ラオスの手織物の歴史と技術特性;登場人物 ほか)
  • 第2部 ふたつの市場(高級品を扱うタラート・サオ;中・低級品を扱うタラート・クアディン)
  • 第3部 伝統と創造:大消費地ヴィエンチャンとその周辺(小規模織元;大規模織元 ほか)
  • 第4部 距離の克服:辺境の産地(興隆する手織物の宝庫:フアパン県;低迷する手織物の宝庫:シェンクワン県 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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