声と文学 : 拡張する身体の誘惑
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書誌事項
声と文学 : 拡張する身体の誘惑
平凡社, 2017.3
- タイトル別名
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Voix et littérature : d'un corps l'autre
- タイトル読み
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コエ ト ブンガク : カクチョウ スル シンタイ ノ ユウワク
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注記
年表音響技術と文学: p531-563
内容説明・目次
内容説明
現実でもフィクションでもなく、現実でもフィクションでもある声の体験。この体験とともに文学の時代は終焉を迎え、文学のようなものの時代が到来した…。壮大な20世紀文学読み替えプロジェクトのフィナーレ、『“前衛”とは何か?“後衛”とは何か?』『写真と文学』に続くシリーズ完結篇。詳細年譜「音響技術と文学」を付す。
目次
- あなたはレコード、私は蓄音機—二〇世紀フランス文学と声の「回帰」
- 1 それは誰の声か—語り、身体、沈黙(貸し出される身体—話すことと読むことをめぐって;消えゆく声—ロラン・バルト ほか)
- 2 声の不在と現前—歌、証言、フィクション(“第四の声”—ヴァレリーの声に関する考察;シャルロット・デルボ—アウシュヴィッツを「聴く」証人 ほか)
- 3 声から立ちあがるもの—叫び、リズム、ささやき(叙情に抗う声—オカール、アルトー、ハイツィックにおける音声的言表主体;例外性の発明—ギー・ドゥボールの声について ほか)
- 4 声の創造—霊媒、テレパシー、人工音声(声は聞き逃されねばならない—シュルレアリスムとノイズの潜勢力;心霊主義における声と身元確認—「作家なき作品」の制作の場としての交霊会 ほか)
- “本物”とは何か—サイボーグにおける誠実さ
「BOOKデータベース」 より