「戦後」の誕生 : 戦後日本と「朝鮮」の境界
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書誌事項
「戦後」の誕生 : 戦後日本と「朝鮮」の境界
新泉社, 2017.3
- タイトル別名
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`전후'의 탄생 : 일본, 그리고`조선'이라는 경계
戦後の誕生 : 戦後日本と朝鮮の境界
전후의 탄생 : 일본, 그리고 조선이라는 경계
- タイトル読み
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「センゴ」 ノ タンジョウ : センゴ ニホン ト 「チョウセン」 ノ キョウカイ
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注記
原著 (그린비, 2013) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
“戦後”的価値観の危機は、“他者”の消去の上にそれが形成された過程にこそ本質的な問題がある。捨象の体系としての「戦後思想」そのものを鋭く問い直す。
目次
- 消去を通してつくられた「戦後」日本
- 1 思想—消去の政治(「戦後日本」に抗する戦後思想—その生成と挫折;捨象の思想化という方法—丸山眞男と朝鮮;戦後の復旧と植民地経験の破壊—安倍能成と存在/思惟の場所性)
- 2 制度—配置の力学(「強制連行」と「強制動員」のあいだ—二重の歴史化過程のなかでの「植民地朝鮮人」の排除;人権の「誕生」と「区画」される人間—戦後日本の人権制度の歴史的転換と矛盾)
- 3 表象—交錯の風景(縦断した者、横断したテクスト—藤原ていの引揚げ叙事、その生産と受容の精神誌;「朝鮮人死刑囚」をめぐる専有の構図—小松川事件と日本/「朝鮮」)
「BOOKデータベース」 より