「平家物語」という世界文学
著者
書誌事項
「平家物語」という世界文学
笠間書院, 2017.3
- タイトル別名
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平家物語という世界文学
- タイトル読み
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ヘイケ モノガタリ トイウ セカイ ブンガク
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内容説明・目次
内容説明
戦争の引き起こす悲しみや苦悩は、世界で、どう語りつがれてきたのだろうか。人間の歴史において戦争とは何であったのか。それを知るために、この国のいくさの物語を、世界の戦争文学のなかで捉え直す。わが国の人々が生み出した戦争文学から何がわかるか。
目次
- プロローグ 戦争と平和と文学と
- 第1章 『平家物語』と西欧の叙事詩—その文学的差異
- 第2章 体験としての『平家物語』
- 第3章 スコットランド叙事詩『オシアン』との共通性・異質性—『平家物語』の世界的位置
- 第4章 古代インド人の時間認識と戦争—いくさの物語と時間
- 第5章 ヘロドトス著『歴史』等との対比から—いくさの物語と苦悩の表現
- 第6章 イタリアの叙事詩三作品—戦いの面白さとその限界
- 第7章 エウリーピデースと世阿弥—戦いの伝承の劇化
- エピローグ 東洋と西洋と
「BOOKデータベース」 より