生物物理学における非平衡の熱力学
著者
書誌事項
生物物理学における非平衡の熱力学
みすず書房, 2017.4
- : 新装版
- タイトル別名
-
Nonequilibrium thermodynamics in biophysics
生物物理学における非平衡の熱力学
- タイトル読み
-
セイブツ ブツリガク ニ オケル ヒヘイコウ ノ ネツリキガク
大学図書館所蔵 件 / 全63件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原著 (Harvard University Press, 1965)の翻訳
参考文献: p258-263
内容説明・目次
内容説明
古典的熱力学から発展した、不可逆過程の熱力学の定量的記述から、非平衡を基本とする生物学的問題への応用の可能性を示す。古典的熱力学の概観から始め、不可逆過程の熱力学の基礎に進み、具体的な応用例を扱う。訳者の詳細な補遺を付し、非平衡の熱力学そのものの理解にも役立つ。
目次
- 熱力学の第一法則
- 熱力学の第二法則
- ギブスの方程式
- 不可逆過程におけるエントロピー変化
- 等温平衡と化学熱力学
- 不可逆過程の熱力学における流れと力
- 連続系におけるエントロピー生成
- 流れと力とを関係づける現象論的方程式:オンサーガーの法則
- 等温拡散と沈降
- 非電解質の膜透過性:不連続系
- 電解質の含まれる連続系における輸送過程:イオンの伝導と拡散
- 不連続系の電気化学過程
- 温度勾配のある系
- 化学反応と拡散過程との関係
- オンサーガーの法則の統計力学的導出
- 定常状態:エントロピー生成極小の原理
「BOOKデータベース」 より