悪と往生 : 親鸞を裏切る『歎異抄』
著者
書誌事項
悪と往生 : 親鸞を裏切る『歎異抄』
(中公文庫, [や-56-4])
中央公論新社, 2017.3
- タイトル別名
-
悪と往生 : 親鸞を裏切る歎異抄
- タイトル読み
-
アク ト オウジョウ : シンラン オ ウラギル タンニショウ
大学図書館所蔵 件 / 全11件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
2000年1月刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
中世以来、あまたの人々の心を捉え、読み継がれてきた『歎異抄』は、親鸞の弟子・唯円の手になる聞き書きである。しかし親鸞の教えと『歎異抄』の間には絶対的な距離があるのではないか。この距離の意味を考えない限り、「根元悪」の問題も、「悪人」の救済という課題も解けはしない—。著者による親鸞理解の到達点を示す力作論考。
目次
- 悪と罪
- 「宿業」と「不条理」
- 裏切る「弟子」
- 唯円の懐疑
- 唯円とユダ
- 正統と異端
- 個とひとり
- 「親鸞一人」の位相
- 「自然」と「無上仏」
- 唯円の行為
- 往生について
「BOOKデータベース」 より