悪と往生 : 親鸞を裏切る『歎異抄』

書誌事項

悪と往生 : 親鸞を裏切る『歎異抄』

山折哲雄著

(中公文庫, [や-56-4])

中央公論新社, 2017.3

タイトル別名

悪と往生 : 親鸞を裏切る歎異抄

タイトル読み

アク ト オウジョウ : シンラン オ ウラギル タンニショウ

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注記

2000年1月刊の文庫化

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

中世以来、あまたの人々の心を捉え、読み継がれてきた『歎異抄』は、親鸞の弟子・唯円の手になる聞き書きである。しかし親鸞の教えと『歎異抄』の間には絶対的な距離があるのではないか。この距離の意味を考えない限り、「根元悪」の問題も、「悪人」の救済という課題も解けはしない—。著者による親鸞理解の到達点を示す力作論考。

目次

  • 悪と罪
  • 「宿業」と「不条理」
  • 裏切る「弟子」
  • 唯円の懐疑
  • 唯円とユダ
  • 正統と異端
  • 個とひとり
  • 「親鸞一人」の位相
  • 「自然」と「無上仏」
  • 唯円の行為
  • 往生について

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB23497656
  • ISBN
    • 9784122063839
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    297p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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