初期キリスト教の宗教的背景 : 古代ギリシア・ローマの宗教世界

書誌事項

初期キリスト教の宗教的背景 : 古代ギリシア・ローマの宗教世界

H.‐J. クラウク著 ; 吉田忍, 山野貴彦訳

日本キリスト教団出版局, 2017.3-2019.1

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タイトル別名

The religious context of early Christianity : a guide to Graeco-Roman religions

Die religiöse Umwelt des Urchristentums

初期キリスト教の宗教的背景 : 古代ギリシアローマの宗教世界

タイトル読み

ショキ キリストキョウ ノ シュウキョウテキ ハイケイ : コダイ ギリシア・ローマ ノ シュウキョウ セカイ

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注記

下巻の訳者: 河野克也, 前川裕

監訳: 小河陽

一般的参考文献: 上巻: p22-29. 下巻: p19-26

内容説明・目次

巻冊次

上巻 ISBN 9784818409682

内容説明

キリスト教が生まれたころ、東地中海世界の庶民は、どのような宗教的日常を送り、宗教に何を期待していたのか?碩学クラウクが、史料を基に生き生きと描く世界的名著。待望の邦訳。

目次

  • 第1章 日常生活および境界線上の経験:市民宗教と家庭宗教(犠牲祭儀;団体;家庭宗教(Religio domestica);死者の祭儀)
  • 第2章 神秘の魅力:密儀宗教(現象へのアプローチ;エレウシスの密儀;ディオニュソスの祭儀と密儀;アッティスの祭儀;イシスの祭儀;ミトラスの密儀;評価)
  • 第3章 民間信仰:概観—占星術、占い、奇跡、魔術(治癒の奇跡;未来の予言としるしの解釈;魔術;占星術)
巻冊次

下巻 ISBN 9784818409699

内容説明

原始キリスト教が育まれた古代世界。新約聖書諸文書は、いかなる世界観を生きる人たちに向けて記され、読まれ、受け入れられていったのか。膨大な史料を用い古代東地中海世界の多元的宗教事情を様々な切り口から活写。

目次

  • 第4章 神格化された人間:支配者祭儀と皇帝祭儀(ヘレニズムの支配者祭儀;ローマの皇帝祭儀:人物;皇帝祭儀:その形態および普及;結論的観察)
  • 第5章 幸福を求めて:哲学と宗教(導入;帝政期におけるストア主義;エピクロスとその学派;中期プラトン主義者:カイロネイアのプルタルコス;回顧)
  • 第6章 神的源への帰還:グノーシス的変化(係争中の問題;資料の状態と起源の問題;教義体系の概略;結論:「真珠の歌」)

「BOOKデータベース」 より

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