ジャズ・アンバサダーズ : 「アメリカ」の音楽外交史

書誌事項

ジャズ・アンバサダーズ : 「アメリカ」の音楽外交史

齋藤嘉臣著

(講談社選書メチエ, 649)

講談社, 2017.5

タイトル別名

ジャズアンバサダーズ : アメリカの音楽外交史

タイトル読み

ジャズ・アンバサダーズ : 「アメリカ」 ノ オンガク ガイコウシ

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注記

参考文献: p343-354

内容説明・目次

内容説明

アイゼンハワー政権以降、国務省はアメリカの文化的魅力を発信すべく、最高のミュージシャンを「ジャズ大使」として世界各地に派遣した。ベニー・グッドマン、ルイ・アームストロング、デューク・エリントン…。彼らは共産圏で観客をスウィングさせ、第三世界の聴衆を熱狂の渦に巻きこむ。しかしアメリカ発「自由のリズム」は、「抵抗のしらべ」と反響し、やがて権力の思惑を超えた「連帯のハーモニー」を鳴り響かせる。二十世紀後半の国際政治を音楽から照射した鮮烈な一冊。

目次

  • 序章 ホワイトハウスのデューク・エリントン
  • 第1章 「アメリカの音楽」の生成
  • 第2章 冷戦のはじまりとジャズ
  • 第3章 「ジャズ大使」のアジア、中東、アフリカ訪問
  • 第4章 脱植民地化と連帯
  • 第5章 反米の手がかり
  • 第6章 赤いジャズ・シーン
  • 第7章 鉄のカーテンを揺らして
  • 第8章 築かれるべきもの
  • 終章 ジャズは「アメリカ」を超えていく

「BOOKデータベース」 より

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