ナビラとマララ : 「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女

書誌事項

ナビラとマララ : 「対テロ戦争」に巻き込まれた二人の少女

宮田律著

講談社, 2017.3

タイトル別名

ナビラとマララ : 対テロ戦争に巻き込まれた二人の少女

タイトル読み

ナビラ ト マララ : 「タイテロ センソウ」 ニ マキコマレタ フタリ ノ ショウジョ

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内容説明・目次

内容説明

ナビラ・レフマンさんとマララ・ユースフザイさん。マララさんを襲ったのがイスラム過激派だったのに対し、ナビラさんに向けてミサイルを発射したのは、アメリカの無人機「ドローン」でした。マララさんはノーベル平和賞を受賞しましたが、ナビラさんの身に降りかかったことを知る人は、ほとんどいません。加害者の違いこそが、二人のその後の境遇を決定づけたのです。二人の少女の身の上に何が起きたのかを紹介しながら、アメリカとイスラムの関係の変遷や、パキスタンの部族地域の実態について、現代イスラム研究で知られる宮田律氏が解説します。

目次

  • 第1章 ナビラさんの来日(日本に来られなくなった理由;新聞記者のインタビューを受けて ほか)
  • 第2章 ナビラさんを巻き込んだ「対テロ戦争」(「アメリカ同時多発テロ」が起きるまで;アフガニスタンだけでは終わらなかった ほか)
  • 第3章 暴力に屈しないマララさんの活動(マララさんがねらわれた理由;女子教育をさまたげているもの ほか)
  • 第4章 ナビラさんが暮らす「部族地域」(パキスタンと日本のつながり〜被災地への支援;パキスタンと日本のつながり〜仏教と経済 ほか)
  • 第5章 ナビラさんの入学・通学(学びたいナビラさんへの支援;ナビラさんに会いにペシャワールへ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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