哲学としての美学 : 「美しい」とはどういうことか
著者
書誌事項
哲学としての美学 : 「美しい」とはどういうことか
晃洋書房, 2017.4
- タイトル別名
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Philosophische Ästhetik
哲学としての美学 : 美しいとはどういうことか
- タイトル読み
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テツガク トシテノ ビガク : ウツクシイ トワ ドウイウ コト カ
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注記
監訳: 渋谷治美
その他の共訳者: 中村美智太郎, 馬場智一, 大森万智子
参考文献一覧: 巻末p1-12
原著 (Stuttgart : Verlag Kohlhammer, 2008) の全訳
内容説明・目次
内容説明
プラトンからアドルノまでの“美”論を批判的に精査したうえで、“美しい”とはどういうことか、をハイデガーの存在論の見地からここに解明する。ウィーン大学を代表する哲学研究者、G.ペルトナー教授の待望の翻訳。
目次
- “哲学としての美学”の対象の定義をめぐる問題
- 古代形而上学における“美しさ”への問い
- 存在の開示性としての“美”
- “美”の真正な場所としての芸術
- “美しさ”の主観化と美学的解釈
- シェリング 無限なものの有限な表現としての“美”
- ヘーゲル “美しい技芸”(芸術)についての哲学としての美学
- ローゼンクランツ 醜さの美学
- ショーペンハウアー 現存在における苦悩からの一時的救済としての、美感的静観
- ニーチェ 生の刺激剤としての美しい仮象
- “美”と存在の分裂 “純粋に美感的なもの”としての“美しさ”
- アドルノ 未来への追憶としての“美”
- “哲学としての美学”の新たな出発にあたっての問題状況をめぐって
- “美しいものとの根源的な出会いの経験”の諸構成契機
「BOOKデータベース」 より