ひと・もの・知の往来 : シルクロードの文化学
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書誌事項
ひと・もの・知の往来 : シルクロードの文化学
(アジア遊学, 208)
勉誠出版, 2017.5
- タイトル別名
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ひともの知の往来 : シルクロードの文化学
- タイトル読み
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ヒト・モノ・チ ノ オウライ : シルク ロード ノ ブンカガク
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注記
参考文献あり
収録内容
- 小野篁の「輪台」詠 / 後藤昭雄著
- 敦煌出土『新集文詞九経抄』と古代日本の金言成句集 / 河野貴美子著
- 曹仲達様式の継承 : 鎌倉時代の仏像にみる宋風の源流 / 藤岡穣著
- 端午の布猴 / 劉暁峰著
- 中世初期のテュルク人の仏教 : 典籍と言語文化の様相 / ソデュコフ・コシムジョン著
- 『アルポミシュ』における仏教説話の痕跡 / ハルミルザエヴァ・サイダ著
- 『聖母行実』における現報的要素 : 『聖母の栄耀』との比較から / 張龍妹著
- 聖徳太子のユーラシア : コラム / 井上章一著
- 天界の塔と空飛ぶ菩提樹 : 「仏伝文学」と「天竺神話」 / 小峯和明著
- 長谷寺「銅板法華説相図」享受の様相 / 内田澪子著
- 『大唐西域記』と金沢文庫保管の『西域伝堪文』 / 高陽著
- 玄奘三蔵の記憶 : 『玄奘三蔵絵』と三宝伝来との相関 / 近本謙介著
- 遼代高僧非濁の行状に関する資料考 : 『大蔵経諸仏菩薩名号集序』について / 李銘敬著
- 投企される「和国性」 : 『日本往生極楽記』改稿と和歌陀羅尼をめぐって / 荒木浩著
- 海を渡る仏 : 『釈迦堂縁起』と『真如堂縁起』との共鳴 / 本井牧子著
- 文化拠点としての坊津一乗院 : 涅槃図と仏舎利をめぐる語りの位相 / 鈴木彰著
内容説明・目次
内容説明
ことばや造形、信仰のなかにあらわれる西域のひびき。アジア全域にさまざまなインパクトをもたらした仏教東漸。これらの文化の融合と展開の基盤には、道であり、システムとしてのシルクロードの存在があった。西域という場とそのイメージ、そして伝播の媒介となる「道」を焦点化し、諸領域の知見より、ひと・もの・知のクロスロードを描き出す。
目次
- 1 西域のひびき(小野篁の「輪台」詠;敦煌出土『新集文詞九経抄』と古代日本の金言成句集;曹仲達様式の継承—鎌倉時代の仏像にみる宋風の源流;端午の布猴;中世初期のテュルク人の仏教—典籍と言語文化の様相;『アルポミシュ』における仏教説話の痕跡;『聖母行実』における現報的要素—『聖母の栄耀』との比較から)
- 2 仏教伝来とその展開(天界の塔と空飛ぶ菩提樹—“仏伝文学”と“天竺神話”;長谷寺「銅板法華説相図」享受の様相;『大唐西域記』と金沢文庫保管の『西域伝堪文』;玄奘三蔵の記憶—『玄奘三蔵絵』と三宝伝来との相関;遼代高僧非濁の行状に関する資料考—『大蔵教諸仏菩薩名号集序』について;投企される“和国性”—『日本往生極楽記』改稿と和歌陀羅尼をめぐって;海を渡る仏—『釈迦堂縁起』と『真如堂縁起』との共鳴;文化拠点としての坊津一乗院—涅槃図と仏舎利をめぐる語りの位相)
「BOOKデータベース」 より