書誌事項

東大卒貧困ワーカー

中沢彰吾著

(新潮新書, 722)

新潮社, 2017.6

タイトル読み

トウダイソツ ヒンコン ワーカー

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内容説明・目次

内容説明

東大卒、元アナウンサーの筆者が、介護退職した後に見たのは、奴隷労働にも等しい「派遣・非正規」の実態だった。徹夜での12時間労働、日給1300円の仕事、研修名目で3ヶ月間無給等々、人の弱みにつけこむ求人が、今も堂々とまかり通っている。さらに資産家のふりをさせる詐欺紛いの「替え玉」派遣まで登場—徹底した現場主義による潜入取材で見えてきた、知られざる労働現場の真実。

目次

  • 序章 働けば働くほど不幸になる
  • 第1章 成長企業の不都合な舞台裏
  • 第2章 労働差別は企業のリスク
  • 第3章 「3ヶ月間無給」のカラクリ
  • 第4章 薄氷の上を歩く正社員
  • 第5章 「中高年はオモテに出すな」作戦
  • 第6章 効率悪くてあたりまえ
  • 第7章 おもてなし地獄
  • 第8章 教育されず、マニュアルもなく
  • 第9章 生活保護に追いつけない
  • 第10章 本当に高齢者は「使えない」のか
  • 終章 働き方改革への提言—貧乏雇用はなぜ統計に現れないのか

「BOOKデータベース」 より

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