競争的権威主義の安定性と不安定性
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競争的権威主義の安定性と不安定性
(日本比較政治学会年報 / 日本比較政治学会編, 第19号)
ミネルヴァ書房, 2017.6
- タイトル読み
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キョウソウテキ ケンイ シュギ ノ アンテイセイ ト フアンテイセイ
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
競争的権威主義の下では、複数政党や公職者の選挙が存在する一方で、選挙の方法や結果に関する操作などにより特定の政治勢力の権力独占が続く。このような政治体制は安定しているのか、不安定なのか。そもそも独自の特徴を示す体制カテゴリと考えるべきか。
目次
- 1 選挙権威主義からの民主化—議院内閣制の脅威?
- 2 権威主義体制下の執政制度の選択と変更—「正統性の二元性」と「指導者の二元性」への視点
- 3 権威主義的政党支配下におけるゲリマンダリング—GISを用いたマレーシアの事例分析
- 4 タイにおける半権威主義体制の再登場—連続性と不連続性
- 5 「競争的権威主義」と「委任型民主主義」の狭間で—ラテンアメリカの事例から考える
- 6 組織化された野党不在の下の競争選挙実施による支配政党の崩壊—ソ連とメキシコの比較分析
- 7 ポルトガル「立憲的独裁」の成立(1926‐33年)
- 8 戦前日本における民主化途上体制の崩壊—競争的権威主義体制論への意味
「BOOKデータベース」 より