寄る辺なき自我の時代 : フロイト『精神分析入門講義』を読み直す

書誌事項

寄る辺なき自我の時代 : フロイト『精神分析入門講義』を読み直す

妙木浩之著

(いま読む!名著)

現代書館, 2017.5

タイトル別名

寄る辺なき自我の時代 : フロイト精神分析入門講義を読み直す

タイトル読み

ヨルベ ナキ ジガ ノ ジダイ : フロイト セイシン ブンセキ ニュウモン コウギ オ ヨミナオス

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注記

参考文献: p217-225

読書案内: p226-228

内容説明・目次

内容説明

本書は、第一次世界大戦期にフロイトが発見した神経症の新しいかたち「ナルシス的精神障害—自己愛神経症」によって、大きく形を変えていった「自我」のありかたを辿り直す。そして著者は現代のインターネット時代における、あまりに多様な価値観のなかで翻弄・分断され「寄る辺なき自我」になってしまう姿を見出していく。本書のもうひとつのねらいは、「大戦期に生み出された思想」としてフロイトを読み直すことだ。著者はフロイトと同時代に生きたヒトラーをナルシス的神経症と捉えることによってナチの台頭、その後の現代まで続く群衆心理の危うさも指摘していく。

目次

  • 序章 初心
  • 第1章 錯誤:意識の失敗
  • 第2章 夢幻:こころの力
  • 第3章 我欲:性の秘密
  • 第4章 煩悩:神経症からナルシシズムへ
  • 第5章 我執:寄る辺なき時代の「自我とエス」
  • 終章 自我:現代社会におけるナルシシズム

「BOOKデータベース」 より

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