ラディカル無神論 : デリダと生の時間
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書誌事項
ラディカル無神論 : デリダと生の時間
(叢書・ウニベルシタス, 1062)
法政大学出版局, 2017.6
- タイトル別名
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Radical atheism : Derrida and the time of life
- タイトル読み
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ラディカル ムシンロン : デリダ ト セイ ノ ジカン
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注記
原書 (Stanford University Press, 2008) の全訳および日本語版付録 "Radical atheist materialism : a critique of Meillassoux" の翻訳
付録: ラディカル無神論的唯物論 (マテリアリズム) : メイヤスー批判: p401-438
文献一覧: px-xxiii
内容説明・目次
内容説明
痕跡の時間構造と自己免疫性の論理より導かれるデリダのあまりにもラディカルな無神論は、神を否定するにとどまらず、神すらも有限の時間のもとで堕落・汚染・変質の脅威に曝されるものとみなした。神の脱構築を通じて“生き延び”の思考を練り上げたデリダと、カント、フッサール、レヴィナス、ラクラウらとの決定的な差異を鮮やかに指摘する俊英の哲学的主著。日本語版付録としてメイヤスー批判論文を収録する。
目次
- 第1章 時間の自己免疫性—デリダとカント
- 第2章 原‐エクリチュール—デリダとフッサール
- 第3章 原‐暴力—デリダとレヴィナス
- 第4章 生の自己免疫性—デリダのラディカル無神論
- 第5章 デモクラシーの自己免疫性—デリダとラクラウ
「BOOKデータベース」 より