江戸のベストセラー
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江戸のベストセラー
洋泉社, 2017.7
- タイトル読み
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エド ノ ベスト セラー
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内容説明・目次
内容説明
武家名鑑、算術指南書、健康読本、江戸タウンガイド、ファンタジー小説、ホラー小説、生活実用書、遊郭風俗ガイド…、発禁処分続出!現代に通じるヒットの秘密!!
目次
- 序章 江戸の本はアイデアの宝庫!
- 『嵯峨本』角倉素庵—洛中有数の素封家にして知識人が創り出した「豪華本」への憧憬
- 『塵劫記』吉田光由—技術大国ニッポンへの道を拓いた和算入門のバイブル
- 『好色一代男』井原西鶴—稀代の好色男を狂言回しに江戸の享楽を活写したベストセラーの嚆矢
- 『武鑑』松会三四郎—幕府体制の実用書、代表的な江戸土産でもあった江戸の武家名鑑
- 『曽根崎心中』近松門左衛門—“江戸の文春砲”と悲しきヒットメーカー
- 『養生訓』貝原益軒—読み継がれること300年!「健康書」の超ロングセラーはいかにして生まれたのか?
- 『解体新書』杉田玄白—近代医学の曙となった江戸のプロジェクトX、『ターヘル=アナトミア』翻訳
- 『吉原細見』蔦屋重三郎—蔦唐丸—写楽を生んだ男の虚像と実像
- 『東海道中膝栗毛』十返舎一九—衆道の凸凹コンビが繰り広げる珍道中が大ヒットした理由
- 『南総里見八犬伝』滝沢馬琴—終われないのは江戸の昔も同じ!元祖ドラゴンボールの憂鬱
- 『東海道四谷怪談』鶴屋南北—200年の時空を超えて、「平成の夏」を戦慄させる江戸のモダン・ホラー
- 『江戸繁昌記』寺門静軒—貧乏儒者のコンプレックスが生んだ漢文専門書のベストセラー
「BOOKデータベース」 より