歴史の証人ホテル・リッツ : 生と死、そして裏切り
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歴史の証人ホテル・リッツ : 生と死、そして裏切り
東京創元社, 2017.6
- Other Title
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The hotel on place vendôme : life, death, and betrayal at the Hôtel Ritz in Paris
歴史の証人ホテルリッツ : 生と死そして裏切り
- Title Transcription
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レキシ ノ ショウニン ホテル・リッツ : セイ ト シ、ソシテ ウラギリ
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Note
参考文献: 巻末pviii-xvii
人名索引: 巻末pi-vii
Description and Table of Contents
Description
歴史はホテルで作られる…。パリ、ヴァンドーム広場に面したホテル・リッツ。世界中の観光客の憧れの的であるこのホテルは、ナチス占領時、ゲーリングが拠点を置いたにもかかわらず、そこには同時にコクトー、サルトル、ボーヴォワールら多くの作家、文化人たち、王族たちも出入りし、女優のアルレッティやシャネルのように、ドイツ人将校の愛人となる女性たちも多くいた。そしてパリ解放時には、従軍記者だったヘミングウェイ、戦場カメラマンのロバート・キャパらが先を争ってリッツを目指し、イングリッド・バーグマンはキャパと出会い恋に落ちる。ホテル・リッツという舞台を切り口に描かれた、まるでグランドホテル形式の小説のような傑作ノンフィクション。
Table of Contents
- パリのスイス—一九四〇年六月
- パリについてのあらゆる噂話—一八九八年六月一日
- ヴァンドーム広場上空での空中戦—一九一七年七月二十七日
- リッツと同じぐらい大きなダイヤモンド—一九四〇年九月一日
- パリに流れてきたアメリカ人たち—一九四四年
- フランス人女優とナチスの恋人
- ユダヤ人バーテンダーとドイツの反ナチス活動
- アメリカ人妻とスイス人支配人
- ドイツ軍司令官とパリの運命
- 記者団とパリへのレース
- アーネスト・ヘミングウェイと解放されたホテル・リッツ
- 女性記者たち—一九四四年八月二十六日
- パリからの最後の列車
- ココの戦争と汚れたリネン
- ブロンドの爆弾と原子核科学者たち
- ベルリンより愛をこめて、そしてパリでの最後の戦い—一九四五年
- パリでの権力の衰退—一九五一年六月
- 戦争の長い影—一九六九年五月二十九日
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