江戸の博物学 : 島津重豪と南西諸島の本草学

書誌事項

江戸の博物学 : 島津重豪と南西諸島の本草学

高津孝著

(ブックレット「書物をひらく」, 6)

平凡社, 2017.7

タイトル読み

エド ノ ハクブツガク : シマズ シゲヒデ ト ナンセイ ショトウ ノ ホンゾウガク

大学図書館所蔵 件 / 237

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

江戸後期、日本における博物学の視線は、北は蝦夷地、南は琉球へと向かった。藩主島津重豪に主導された薩摩の博物学は南へと視線を注ぐ。もう一つの特徴は鳥類研究である。国際的な珍獣珍鳥交易のなか、大名趣味としての鳥飼いは、薩摩で養禽書、鳥名辞典、鳥類百科事典へと結実した。重豪を中心に近世本草学・博物学の展開をたどる。

目次

  • 1 薩摩の博物学と島津重豪(琉球人の若者と同仁堂;本草学;天保刊本『質問本草』 ほか)
  • 2 琉球への視線(南西諸島の生物相;南西諸島の歴史;冊封使の琉球情報 ほか)
  • 3 大名趣味としての鳥飼い(珍獣奇鳥の世界的流通;ヒクイドリの渡来;鳥の飼い方ハンドブック—『鳥賞案子』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ