日本人と資本主義の精神
著者
書誌事項
日本人と資本主義の精神
(ちくま新書, 1274)
筑摩書房, 2017.8
- タイトル別名
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日本人と資本主義の精神
- タイトル読み
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ニホンジン ト シホン シュギ ノ セイシン
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注記
参考文献: p228-230
内容説明・目次
内容説明
一九八〇年代に、世界中から礼賛された日本型資本主義だったが、バブル崩壊、さらにその後の二〇年以上に及ぶ停滞を見るにつけ、すでに終焉を迎えたと言わざるを得ない。大蔵官僚、財務省高官として、日本経済の中心で働き続けてきた著者が、日本人の精神の根幹から、日本型資本主義の誕生、歩み、衰退の流れを様々な資料をもとに丹念に読み解いていく。その上で「日本型資本主義」とは何だったのか、その再構築には何が必要かを分析する意欲作。
目次
- 第1部 経済危機と資本主義(なぜ経済危機は繰り返し起こるのか;日本型資本主義のケース—バブルと九七年危機)
- 第2部 日本型資本主義の史的考察(日本型資本主義の精神—倫理と「士魂」;日本人の思考様式—「日本教」論;日本人の意思決定方式—「一揆」と「空気」;高度成長の構造—「戦時経済体制」の継続)
「BOOKデータベース」 より