国家の哲学 : 政治的責務から地球共和国へ
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書誌事項
国家の哲学 : 政治的責務から地球共和国へ
東京大学出版会, 2017.8
- タイトル別名
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Philosophy of the state : from political obligation to global republic
- タイトル読み
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コッカ ノ テツガク : セイジテキ セキム カラ チキュウ キョウワコク エ
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注記
参考文献一覧: p321-352
人名索引: p357-359
事項索引: p360-363
内容説明・目次
内容説明
個人の責務への問いを起点に世界秩序構想を辿る思想の旅。ソクラテス、ホッブズ、カント、ロールズ、サンデルなど古今の思想を渉猟し、国家と法をめぐる根本問題に挑む。
目次
- 個人は国家に対して義務を負うか?—政治的責務の正当化根拠を問う
- 第1部 国民の共同体としての国家(人間関係から責務が生じる—関係的責務;国家は親か?国民は友か?—関係的責務論;普遍的な父の下における兄弟—原理の共同体論)
- 第2部 同意によって構築された国家(同意は義務づける—明示の同意論;居住や投票は同意か?—暗黙の同意論;仮説の同意は同意か?—仮説の同意論と同意の批判理論)
- 第3部 人々に利益をもたらす国家(国家は自己利益を最大化する—自己利益論;国家の恩に感謝する—感謝論;国家の存続に個人の遵法は必要か?—必要テーゼ;あなたが負うから私も負う—フェプレイ論;一般的な遵法義務は存在しない—哲学的アナキズム;国家は自然状態よりいいか?—自然状態テーゼ)
- 第4部 義務を果たす手段としての国家(人間が当然に負う義務—自然義務論;正義の制度を支持する義務—正義の自然義務論;法的状態を実現する義務—法的状態実現義務論;国家は分業である—割当責任国家論)
- 政治的責務と遵法義務
「BOOKデータベース」 より