カントの自由論
著者
書誌事項
カントの自由論
(叢書・ウニベルシタス, 1060)
法政大学出版局, 2017.8
- タイトル別名
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Kant's theory of freedom
- タイトル読み
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カント ノ ジユウロン
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注記
原著 (Cambridge University Press, c1990) の翻訳
文献一覧: 巻末p1-13
内容説明・目次
内容説明
現代の英米圏を代表する哲学史家の一人であり、この四半世紀で世界的に最も高く評価されてきたカント研究者であるアリソンの主著にして、初の邦訳。自由と道徳的意志の根拠をめぐる、近年の発展著しい議論の蓄積を踏まえつつ、カントの超越論的観念論にもとづく倫理学の核心部ならびに全体像を網羅的・体系的に示した第一線の書物、画期的な全訳!
目次
- 第1部 『純粋理性批判』における自由と理性的行為者性(第三アンチノミー;経験的性格と叡知的性格;実践的自由と超越論的自由 ほか)
- 第2部 道徳的行為者性と道徳心理学(理性的行為者性と自律;義務、傾向性、尊敬;“意志”、“選択意志”心根 ほか)
- 第3部 道徳性と自由の正当化(相互性テーゼ;『基礎づけ』第三者における演繹;理性の事実と自由の演繹)
「BOOKデータベース」 より