書誌事項

丸山眞男の憂鬱

橋爪大三郎著

(講談社選書メチエ, 659)

講談社, 2017.9

タイトル別名

Masao Maruyama and Shichihei Yamamoto

タイトル読み

マルヤマ マサオ ノ ユウウツ

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注記

欧文タイトルは標題紙裏による

文献: p295-296

内容説明・目次

内容説明

多くの弟子と信奉者を生み出した丸山眞男(一九一四‐九六年)は今日に至るまで、まだ真に読まれていない。主著『日本政治思想史研究』を精緻に読解するとき、山崎闇斎とその学派こそが丸山の蹉跌となったことが露呈する。「憂鬱」に陥り立ち止まった丸山の先を歩んだのは、『現人神の創作者たち』を発表した山本七平だった。近代日本が犯した失敗を繰り返さないために、今や丸山眞男に決着をつけなければならない。

目次

  • 序章
  • 第2章 『日本政治思想史研究』を読む
  • 第3章 『日本政治思想史研究』を批判する
  • 第4章 「闇斎学と闇斎学派」を読む
  • 第5章 『現人神の創作者たち』を読む
  • 第6章 丸山眞男と山本七平
  • 第7章 丸山眞男の憂鬱

「BOOKデータベース」 より

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