マッド・トラベラーズ : ある精神疾患の誕生と消滅
著者
書誌事項
マッド・トラベラーズ : ある精神疾患の誕生と消滅
岩波書店, 2017.8
- タイトル別名
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マッドトラベラーズ : ある精神疾患の誕生と消滅
Mad travelers : reflections on the reality of transient mental illnesses
Les fous voyageurs : les empêcheurs de penser en rond
- タイトル読み
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マッド・トラベラーズ : アル セイシン シッカン ノ タンジョウ ト ショウメツ
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注記
その他の訳者: 大前晋, 下地明友, 三脇康生, ヤニス・ガイタニディス
その他のタイトルはあとがきによる
原著 (University Press of Virginia, 1998) の翻訳
文献: 巻末p6-22
内容説明・目次
内容説明
一九世紀末のフランスを中心に流行し、その後まもなく消え去った精神疾患「徘徊自動症」。なぜそれはその時その地域にだけ出現し、消滅したのか?そもそもその疾患は実在のものなのか?ボルドーからモスクワまで遁走の旅をした最初の事例アルベール・ダダの資料を詳細に分析し、疾病と社会との相互作用を劇的に描き出したイアン・ハッキングの代表作。
目次
- 第1章 最初の遁走者
- 第2章 ヒステリーかてんかんか?
- 第3章 複数のニッチ
- 第4章 五つの問いと五つの答え
- 補遺(何がアルベールを苦しめたのか?;さまよえるユダヤ人;ドイツの「徘徊衝動」)
- ドキュメント(アルベールの話 一八七二年〜一八八六年五月;アルベールの観察記録 一八八六年六月〜一八八七年二月;夢 一八八七年五月〜一八八九年九月;病原性の夢 一八九二年;実験 一八八八年、一八九三年;エピローグ 一九〇七年)
「BOOKデータベース」 より